『年末の大掃除は水まわりが大事!』
皆さん、年末の大掃除はもうお済みですか?
大掃除ってなんとなーくやってるけど、別にこんな寒い時期にやらなくてもいいじゃん…と思っている方も多いのでは?
(少なくとも私は思ってました笑)
「気になったことは納得するまで調べたい!やらなくてもいいならパスしたい!」
ということで、年末の大掃除について私なりに調べて考えてみましたので、よろしければ読んでみてください(^^)
【そもそもなんで年末?】
年末といえば、一年で最も忙しい時期と言っても過言ではありません。だって、師走です。
あのお坊さん(師)が走ると書いて師走。
ただでさえ昔から忙しいよ~と分かっている12月。
なのに近年ではクリスマスもあり、お歳暮の手配やお礼、年賀状、おせちの買い出し、準備…。
考えただけで疲れますね( ;∀;)
それでも、この師走の時期に大掃除をするのは理由があります。
そのヒントは、煤払い(すすはらい)です。
この煤払いというのは現代でいう大掃除なのですが、その煤払いをしていたのが12月13日だったのです。
「いやちょっと待ってよ~なんで12月13日!?」
そんな声が聞こえてきますが、これにもちゃんと理由がありまして、中国の天文学での暦の分け方『28宿』が関係しています。
簡単に説明します。
28宿の鬼宿(たまおのぼし)というのが、江戸時代の暦『宣明暦』の12月13日にあたるからです。
鬼宿の日は「婚礼以外のすべてにおいて最適な日」なので、
新年を迎えるための大事な準備!よし!この日にしよう!と昔の人が考えたのです。
その風習が暦が変わった現代にも残り、いまでも神社などでは毎年12月13日に煤払いをするのが年末の風物詩ともなっています。(諸説あり)
【理由は分かったけど、どこを掃除すればいいの?】
12月13日に掃除をするのが良いことは理解した。
だけど、もう13日は過ぎてしまったし今からでは全部なんて無理!
と半ばヤケクソになって色々と調べたところ、全部でなくても良いとのこと\(^_^)/
神棚、仏壇、キッチン、浴室、トイレを優先的に取り組めば大丈夫だそうです!!
神棚、仏壇はお宅によっては無いという方もいるでしょうから、とにかく健康を維持するための水まわりを優先的に掃除をしましょう。
「え、でも昔ながらの伝統のやり方じゃないと駄目とかだったらどうしよう…」
とこちらも調べましたが、道具は何を使ってもOKで、便利グッズや業者さんでも構わないそうです。
となれば、年内には間に合いそうですね!
過去のコラムで水回りのお掃除の仕方等もご紹介しています♪
上記リンク以外にもご紹介していますので、お時間あれば是非、ご覧ください☆
【大掃除をして年神様を迎えよう】
大掃除をするのは煤払いが元となっているとお話しましたが、煤払いをして家の内外を綺麗にするのは新年を迎えるときに気持ちが良いから…というだけではありません。
昔の方はお正月になると「年神様」という神様が降りてきてくれると信じていました。
この年神様というのは、先祖の霊が畑や山の神となってお正月に年神様として幸せを運んできてくれると言われています。
お正月といえば、門松、しめ飾り、鏡餅ですがこれらも年神様を迎える大事な物です。
門松→年神様がくるときの目印(28日がベスト)
しめ飾り→家の中を綺麗にした印(28日がベスト)
鏡もち→年神様の居場所
これらの意味を私は知らず、掃除をしてないときもクリスマスのリース感覚でしめ飾りを飾っていました…。
今年はしっかり綺麗にして「綺麗にしましたよー!」の気持ちを込めて飾りたいと思います。
嫌々、渋々、やっていた大掃除ですが理由を紐解くと少しやる気も湧いてきますね!
今は年末年始もお仕事されている方も多く、そんなのやってられないという方もいらっしゃるとは思いますが水回りを少しだけでもお掃除されてみてはいかがでしょうか?
もちろん、大掃除の負担を軽くするためにも、日頃の清掃も大事!!!
特に水回りは大掃除では重要視されているようなので、自分じゃ難しい排水管の清掃や詰まっていなくても「流れが悪いなぁ」「悪臭がするなぁ」と思ったら是非、当社にお任せください!
どこを頼んだら良いのか分からないという方にオススメな、お得な一軒家まるごとパックもあります☆
今回は、年末の大掃除についてお話しました。
気持ちのよいお家で新たな年を迎えたいですね(*^^*)