『意外と知らない!?マンホールの話』
皆さん、マンホールに種類があるのはご存知でしょうか?
今は「マンホール女子」と言って、各地のマンホールの絵柄を写真に撮る方も多いくらい可愛い柄ものも多く、目にとめる方も多くなったと思います。
もちろん柄の種類だけではなく、役割も様々ですので、今回は町中で見かけるマンホールについてお話したいと思います。
【公共汚水ます】
塩ビ製、コンクリート製の物があり、小さいものだとφ20㎝、大きいものだとφ70㎝。
設置場所は原則として道路など公共の場所です。
※私有地の所有者からの申請があったときなど例外もあります。
公共汚水ますの役割は排水設備~汚水を下水道管へ流すことです。
【私設汚水ます】
塩ビ製のものが多いです。
蓋は鉄製のものもあり、市の指定協同組合のマーク等も入っていることがあります。
サイズはφ15㎝~30㎝と比較的小さめ。
宅地内の排水管にトラブルがあったときや、メンテナンスの際に使用します。
【雨水ます】
雨どいなどから雨水などを集まる天水専用の桝。
コンクリート製のものが多い。
雨水を地面にしみ込ませる浸透式と雨水を下水道に流す非浸透式があります。
【グレーチング 集水ます】
道路などに降った雨水を集めて浸水を防ぐためのものです。
雨水ますと違うのは、雨水以外にも生活排水なども集めるものもあることです。
いずれも一度は目にしたことのあるマンホールではないでしょうか?
『排水のつまり』というと、家の中にある排水管を思い浮かべがちですが、外にある桝も詰まります。
家の中の排水を集めて下水道に流すためのものですので、桝が詰まってしまうと家の中すべての排水が詰まってしまうことも…!
↓どんな風に詰まるかは作業事例をご覧ください♪↓
普段、なかなかマンホールの蓋を開けて見ることはあまりないので、是非、参考になさってください(*^^*)
今回は意外と知らないマンホールの話をご紹介しました!