『頑固な尿石の掃除が苦手な方必見!尿石の掃除のあれこれ』
トイレ掃除の中でも苦手だなと感じる方が多いのが尿石の掃除ではないでしょうか。
尿石を落とす掃除と言っても様々な掃除方法があり、掃除のコツもあります。
今回は、尿石について様々な視点からお話ししたいと思いますので、ぜひ読んでみてくださいね。
このコラムを読むことで苦手な尿石の掃除が克服できるかも…!?
【尿石とは?】
尿石とは、簡単に言うと尿が固まった物です。
少し洗剤で洗っただけではすぐにとる事ができません。
【尿石を落とす主な6つの方法】
①最もメジャーな方法として酸性の洗剤であるサンポールなどで汚れをとるという方法があるかと思います。
学校で掃除をする際に使われたりするあの緑色のボトルの洗剤です。
尿石は、アルカリ性の汚れのため、サンポールのような強力な洗剤じゃなければなかなか落ちません。
サンポールは、変わった酸の匂いがしてしまいますが、気にせず尿石でできた汚れにかけてみましょう。
そうする事で、今まで全く落ちなかった尿石の汚れを綺麗に落としてくれます。
②次におすすめの方法は、アルカリ性の洗剤をティッシュなどに染み込ませて汚れに貼りつける方法。
具体的な方法は、尿石で汚れている部分にアルカリ性の洗剤を染み込ませたティッシュを貼りつけた後、そのままで数分放置します。
数分経ったら、貼りつけた所をはがして汚れていた部分をお風呂用スポンジなどで擦ってみます。
それでも汚れが落ちなくて困っている場合は、さらに数分放置してお風呂用スポンジなどで擦るという事を繰り返すと良いです。
できるだけ洗剤を染み込ませる際は、できるだけティッシュペーパーではなく、トイレットペーパーの方が水に溶けるので掃除が終わった後そのまま流せて便利です。
しかし、トイレットペーパーでも大量に流してしまうとトイレが詰まる原因になってしまうため、注意しましょう。
③3つ目のオススメの方法は尿石除去剤です。
尿石除去剤とは、名前の通り、尿石を除去してくれるもので男性が尿をする便器が尿石で詰まってしまう事が多いため、良く家庭に置いてある事が多いですが、性別関係なく使用する便器でもしっかりと尿石を綺麗にしてくれます。
尿石が詰まっていないときに尿石除去剤を使う事で、尿石が詰まるのを防ぐ事ができます。
④次に尿石を掃除するのにおすすめの方法が、重曹とクエン酸です。
トイレの掃除をするにあたって便利な重曹とクエン酸は、尿石を掃除する際にも使う事ができます。
アルカリ性の重曹とクエン酸が尿石の汚れを分解してくれます。
具体的な方法は、重曹を尿石で汚れている所にかけてその上からクエン酸をかけます。
しかし、状況によって重曹が便器に落ちてしまう場合があります。
そのため、重曹が落ちてしまって、汚れに上手く付着しない時は、ペースト状にした重曹を汚れにつけてからクエン酸をかけると重曹を便器に付着させる事ができます。
重曹とクエン酸が混ざると泡が出てきますが、成分が反応しているだけなので、泡が出てもそのまま掃除を続けて問題ありません。
勘違いされやすいですが、通常は、アルカリ性の洗剤と酸を混ぜると非常に危険です。
しかし、クエン酸も重曹も体に優しい成分のため危険ではありませんが、念のため、窓を開けて空気の入れ替えをしましょう。
⑤水に強いサンドペーパーや陶器を磨くのに使う研磨パッドです。
この方法は、先ほど紹介したサンポールなどのアルカリ性の洗剤を使っても尿石が落ちない場合に行うと良いかもしれません。
アルカリ性の洗剤で多少なりとも汚れを分解させてからサンドペーパーなどで削りましょう。
水に強いサンドペーパーは、ホームセンターだけでなく、100円均一にも売っています。
便器を傷つけてしまう恐れがあるので、目が細かいサンドペーパーを使うと良いです。
サンドペーパーには、様々な種類があり、目の粗さなどによって番号が割り当てられています。
便器にサンドペーパーを使う際は、最低でも1500番の物にする事をおすすめします。
便器を擦るだけなら水に強くないサンドペーパーでも良いんじゃないの?と思うかもしれませんが、水に強くないサンドペーパーを使うとサンドペーパーがボロボロになってしまいすぐに使い物にならなくなってしまいます。
ペーパーだからトイレに流せるかもと思わず、トイレが詰まるのを防ぐためにも、使った後はゴミ箱にしっかりと捨てましょう。
⑥最後に尿石を掃除するのにおすすめの方法は、軽石で削る事です。
サンドペーパーで削っても汚れが落ちない場合に最終手段として使えるのが軽石です。
騙されたと思って一度軽石で掃除してみるのも良いかと思います。
後半に紹介したサンドペーパーや軽石で便器を削る方法は、どちらも便器を傷つけてしまう可能性があるため注意が必要です。
【尿石を掃除する際のコツはこれ!】
先ほどは、尿石を掃除するおすすめの方法を紹介しましたが、掃除する際のコツを知っておくとより、掃除が簡単になるかと思います。
1つ目は、尿石の掃除をしている最中は、トイレの元栓を閉めておくと良いです。
水が便器にある状態でも掃除ができない訳ではありませんが、水がないほうが、普段水が溜まっている箇所にある尿石も綺麗にする事ができます。
水の抜き方は、トイレの形状によって異なります。
古いものだとハンドルを回して水を抜く形となりますし、割と新しいタイプですとマイナスドライバーでしめるだけで水を抜く事ができます。
どうしてもトイレの水を抜く箇所が分からない場合は、水道自体を止めると良いかもしれません。
2つ目は、便器にすでに溜まっている水を抜くことです。
カップや灯油を汲むポンプなどで便器にすでに溜まっている水を取り除きましょう。
ちなみに実際に灯油を汲んでいるポンプを使用するのではなく、新品未使用の物を使うようにしなければなりません。
灯油を汲むポンプなどで汲めないほどの水の量になったら、使い捨て雑巾などに染み込ませて、水をなくすと良いです。
【できるだけ尿石で汚さないためには?】
実は、ほとんどの尿石汚れの原因は、男性が便器に尿を出す際に跳ねるからです。
跳ねた尿が便器に付着し、それが溜まる事で、尿石となってしまいます。
そのため、できるだけ便器に座って尿を出してもらうようにすると尿石汚れを防ぐ事ができます。
男性だけでなく、住んでいる人全員が汚さないように気をつける必要があるかと思います。
最後は、意外かもしれませんが、トイレの照明を明るくする事が大切です。
トイレの照明を明るくする事で、常に汚れをチェックする事ができますし、暗いトイレよりも明るいトイレの方が気分的にも明るくなれます。
それ以外にも、分かりにくい壁の汚れや床の汚れに気が付くことができる事もメリットです。
【便利な尿石掃除グッズってあるの?】
1つ目は、お酢です。
え?お酢って掃除グッズにもなるのと思うかもしれませんが、実は最もおすすめな掃除グッズだったりします。
先ほどもお話しした通り、尿石は、アルカリ性のため調理で使うお酢でも汚れを落とす事ができます。
強い洗剤を使う事で手が荒れてしまう人や洗剤独特の匂いが苦手な人は、お酢を使用する事をおすすめします。
お酢の匂いも無理!という方は、ハーブなどの良い香りがする物をお酢に入れたりすると良いです。
先ほども紹介しましたが2つ目は、陶器などを磨く研磨パッドです。
水に強いサンドペーパーとどっちが良いのと悩んでいる場合は、研磨パッドを使用しましょう。
便器に細かい傷はついてしまうリスクはありますが、洗剤でも落ちない汚れの場合は、削るしかないかもしれません。
最後は、尿石を掃除する際にラップを使うと良いです。
汚れに洗剤などをつけている際に上からラップなどをかけておくとさらに汚れが落ちやすいです。
特殊なラップを使う必要はなく、普段使っているラップで十分です。
トイレットペーパーに洗剤を染み込ませて貼りつけるよりもラップの方が汚れが落ちやすいと言われています。
使用したラップは、トイレに流さないようにしましょう。
【掃除する箇所によって洗剤を使い分ける事が大切】
様々な箇所を掃除する際、掃除について詳しくない方は、どの洗剤で掃除をしたら良いか悩んでしまう方が多いと思います。
今では、分かりやすくお風呂用洗剤やトイレ用洗剤などパッケージに記載されている場合が多いので基本的にパッケージを確認しながら用途に合わせて買う形で問題ないかと思います。
しかし、洗剤の性質によって汚れが綺麗に落ちるかどうかが変わってくるため、しっかりと性質だけは確認するようにしましょう。
汚れに適した洗剤で綺麗にする事で、様々な汚れを楽に落とす事ができます。
主に水まわりの洗剤で使用されるものには、酸性、中性、アルカリ性、塩素があります。
塩素系は、アルカリ性の洗剤ではありますが、通常のアルカリ性とは違う物ですので間違わないようにしましょう。
基本的にアルカリ性の汚れは、酸性と相性が良いですし、酸性の汚れはアルカリ性の汚れと相性が良いです。
どの洗剤とどの洗剤が相性が良いのか、知っていると通常の掃除時間よりも短い時間で掃除を終わらす事ができます。
水垢や尿石などを綺麗にしたい場合は、酸性洗剤がおすすめで、時間の経っていない汚れや簡単に落とせる汚れは、中性洗剤で十分落とすことができます。
手アカや皮脂の汚れなどは、アルカリ性洗剤が良く、塩素系のアルカリ性洗剤は、漂白剤として使ったり、カビ取り剤としても使われています。
なかなか綺麗にする事ができない汚れや時間の経った汚れにおすすめの洗剤です。
【様々な方法を試しても尿石が落ちない場合は…】
ここまでコラムを読んでくれた方なら分かるかと思いますが、尿石の掃除をする方法は複数あります。
しかし、尿石が長い間、付着したまま放置していると業者に依頼しないと汚れが落ちなくなってしまいます。
どの業者に頼んだら良いか分からないという方は、ぜひ当社に一度お問い合わせください!!
高圧洗浄で尿石の汚れを落としたり、詰りを解消する事ができるかもしれません(*^^*)
今回は、尿石について詳しくお話ししました☆
是非、参考になさってくださいね♪