コラム

トイレの詰まりを直すときに知っておくと良い事

『トイレの詰まりを直す時に知っておくと良い事』

 

 

今回は、多方面からトイレの詰りを直すときに知っておくと良い事をお話ししたいと思います。

 

【バケツがないなら〇〇で対応!】

一人暮らしや年齢が若い夫婦が住んでいる一般家庭などでは、バケツを家庭に常備していないこともあります。
そんな時には、大きめのペットボトルで代用することができます。
たくさんの量の水が1回で必要ではないため、ホースがある場合にはホースから直接流すだけでも、同じように使うことができます。
他にも、ボールポットなど水を貯めて持ち運べる物なら代用品として使える物が沢山あります。

 

【トイレの詰まりを直すのに必要な温度は50度!】

 

トイレの詰まりを直す時には、冷たい水やぬるま湯などでは解決することができません。
詰まりを解消させる温度の適温は、熱すぎず、冷たすぎない50度くらいがちょうどいいと言われています。
ボイラーなどで温度調節ができる場合などは簡単に50度のお湯を出すことが出来ます。
ですが温度調節の出来ないボイラーだと、どのくらいの温度がいいのかわからなくて悩んでしまう人も少なくありません。

お湯が熱すぎると、トイレが使えなくなってしまう可能性があるので、熱湯だけは使わないようにしましょう。
温度を確認しながら作る事が出来ない人のために、簡単に出来る50度のお湯の作り方を紹介していこうと思います♪

①まず沸騰しているお湯を準備します。

②沸騰したお湯の中にお湯より少し多い水を混ぜ合わせます。
100度のお湯に0度の水を1対1の割合で薄めると、50度のお湯が完成します。
家庭の水道の水は、10度から15度位の水が出るようになっているので、1対1の比率で入れると、55度くらいまで温度を下げることが出来ます。
少し多めに水を入れたら、50度にまで下がってくれます。

 

【水温計がない場合の確認の仕方】

水の温度を計る水温計は、どの家庭にも必ずあるものではありません。
常備されていない家庭の方が多いくらいです。
そんなとき、目安ではありますが大体の温度を確認する方法があります。

必要なものは「手」のみです。

熱めのお湯に、手を10秒以上入れる事ができれば、50度程度のお湯。
一瞬であれば触れることができる温度ですと60度から70度。
80度を超えていくと、一瞬でもお湯の中に手を手を入れることが出来ないくらいの熱さだと言われています。(火傷の恐れがあります)
この感覚は、誰でも同じという訳ではなく、一般的に思われている感覚です。
なので、1つの温度を計る目安程度にお考えください。(※沸騰したお湯には絶対に触れないでください)
詰まりを改善させるのにおすすめのお湯の温度は40度~50度。普段お風呂に入る時になどに使われるお湯の温度に近いですね。
そのため40度ってどのくらいなのか悩んでしまった場合には、お風呂入る時に気持ちいいと思えるくらいが、トイレの詰まりを改善させるのにもピッタリな温度です。

 

 

【使い終わったワイヤーブラシの保管方法】

トイレの詰まりを解消してくれるワイヤーブラシやワイヤー式パイプクリーナーなどは、使い終わったらしっかり乾かしましょう。
濡れた状態で保管すると、カビが出来てしまう可能性が考えられます。
カビは湿気が多いところに大量発生するので水分がついたままのワイヤーブラシにもカビはつきやすくなってしまいます。
そのためしっかりと水分取って、保管するようにしましょう。
しっかり水分を取ったら新聞紙などに包み、ビニール袋などに入れて、保管するようにしてください。
水分をとる時には、少しの水分も残さないようにしましょう。
水分が残っていると、どうしてもカビができる元になってしまいます。
また乾燥が終わった後の保管場所も、しっかりと換気されているところで保管するようにしてください。

 

 

 

【トイレ詰まりの原因で多いもの】

 

・生理用品

主にトイレで使用するものですので、誤って落としてしまったり間違って流してしまったりする方が多いです。

水を含むと膨張しますので配管に詰まってしまうとなかなか取れません。ラバーカップ等でも取れない場合は早めに業者を呼びましょう。

 

・使い捨てカイロ

気温が下がっていく冬場によく使われるのが、使い捨てのカイロです。

貼るタイプのカイロを背中に貼っていて、服を持ち上げたときに落ちたのに気づかず流してしまった…意外とよくあるんです!
もし詰まってしまった場合には、焦らずにラバーカップで取ってみましょう。
カイロの外回りの包装に使われているものは、中に入っている活性炭がこぼれないように不織布が使われています。
そのため中身がこぼれて、便器内で散らばる心配はありません。

 

・ペン

自分の胸ポケットに指してあったボールペンを、便器内に落としてしまう人も少なくはありません。
しかも、それを流してしまうのが自宅ではなく、会社内のトイレだということも多くあります。
もし会社の中でボールペンを落としてしまった場合には、設備担当などに早めに報告するようにしてください。
報告せずトイレが詰まってしまい大騒ぎ…なんてことも。
落ちてしまったばかりなら、早めにスッポンを使って、詰まりを解消させることが出来ますので早めに対処しましょう。

 

・尿石

尿石は放置してしまう人がほとんどではないでしょうか。
尿石で配管が狭くなっている所にトイレットペーパーなどがひっかかって詰まりを起こすこと、多いです。

尿石自体は、普通の洗剤では綺麗に落とす事ができません。
重曹やお酢などで落とすこともできますが勾配不良などで配管の奥の方なんかにできてしまうとなかなか取れません。定期的に業者による洗浄をされるのがオススメです。

 

・トイレタンクにペットボトル

トイレのタンクにペットボトルをいれるとトイレの水の使う量を減らして節水…やったこと、聞いたこと、ありませんか?
節水で地球と家計には優しいこの方法ですが、トイレには優しくありません。

トイレの水量は、しっかりと便座の中の汚れが綺麗に流すために必要な水の量を、計算されて使われているのです。
それを無理やり水量を少なくすると流れは悪くなり、しっかりと流れずに詰まってしまうのです。
詰まりを無くしたい場合には、水の量を無理やり減らさないようにする必要があります。
タンクから使われてる量は、排泄物をしっかり流すために必要な水量なので、節水をする場合にはトイレ以外の場所で節水をするようにしましょう。

 

・元栓を締めすぎた

節水をするために、元栓が空いてる状態から少しだけ締めている方がいます。
元栓を締めるのは、節水方法として有名ではありますが、締めすぎてしまうのはよくありません。こちらも水の使用量を減らして詰まりやすくなることがあります。節約のつもりが詰まって高額な金額で修理となってしまっては元も子もありませんので注意しましょう。

 

・トイレに流せる砂を一気に流した

ペット用のトイレの猫の砂にはトイレに流しても大丈夫のものがあります。
しかし、流せる猫の砂といっても、一気にまとまった量を流すとどうしても詰まる原因になってしまいます。
流す時には少量ずつ流すようにしてください。
少量で流すだけではなく、1回流して時間を空けて流す方が更に詰まるのを予防してくれます。

 

・尿検査の紙コップを流した

尿検査などで使う紙コップなどは、使い終わったらすぐに捨ててしまいたいと思う人が多くいると思います。
しかし、紙カップは、トイレに流すことは絶対にしてはいけません。
使い終わったら、すぐに捨てられるようにゴミ袋を持ってトイレに行くようにしましょう。
それでも汚くて嫌だと思った場合には、使い捨て出来るビニール手袋やゴム手袋を使うと、手を汚すことなく捨てられます。

 

 

トイレを詰まらせないために3つの事に気をつけよう】

 

①週1回のトイレ掃除

掃除をするのに時間を使うのが、頻繁に出来ない人でも、1週間に1回だけでもしっかりと掃除するようにしてください。
その掃除は便器だけではなく、水道管などもしっかりと丁寧に掃除するようにしてください。

②トイレにゴミ箱を置く

捨てるのが面倒臭いからと言って、トイレに流さないようにするためにはおすすめです。

③トイレが詰まっても良いように詰り解消グッズを準備しておく

いつどのタイミングで詰まりが起きてしまうのかは分かりません。
そのため詰まりを解消させるアイテムを家に常備しておくのがおすすめです。
もし、急に詰まってしまった時にアイテムがあればしっかりと対処することが出来ます。
早めの対策、大事です!!

 

 

それでも詰まるときは詰まります。

自分でやっても直らない…直ったと思ってもまたすぐ詰まる…等々ございましたら高圧洗浄が得意な当社にご連絡ください♪

もちろん、詰まってはないけど最近流れが悪いなぁ…家を建ててから何もしてないなぁ…等の早めの対策でのご相談もお気軽に(*^^*)v

トイレは詰まると困る場所なので早めの対策がオススメですよ☆

 

今回はトイレ詰まりに知っておくと良い事についてお話しました。

是非参考にしてみてくださいね!

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